ショパン国際ピアノコンクール

シェアする

ショパンコンクール、終わってしましました。
この20日間、本当に楽しく実り多き時間を過ごしました。
頭の中の半分ぐらいをこのショパコンが占めていたような気もします。
こんなにショパンばかりを、何人も何度も何曲も聴いたのは初めてかもしれません。

反田恭平さん2位、小林愛実さん4位、おめでとうございます。
日本人が2人も入賞されるなんて。

反田さんは優勝しはるのではと思っていたぐらいなので、きっと上位入賞されるとは思っていましたが、日本人歴代最高位タイ、流石ですね。
迫力かつ繊細な圧巻の演奏。英雄ポロネーズは私が今までいろいろな方の演奏を聴いた中で最高に感動したように思います。

小林愛実さんも、前回の雪辱を見事に果たされてのご入賞、ファイナルのコンチェルト第1番はうるっとなりそうな美しい演奏でした。
3次予選の「24の前奏曲」も、小林さんにしかできない麗しい演奏だったと思います。

写真は、ずっと応援している角野隼斗さん。ファイナルに残ることはできなかったけれど、3次予選まで、ほんとうに角野さんらしい感極まる演奏を聴かせてくださいました。

最初の方の予選は、角野さんがこんなにも緊張するんだ、と、震えてはる手が愛おしいような気持ちになりました。

予選をクリアするたびに緊張を乗り越えさらなる見事な演奏になっていかれて。特にスケルツォはまさに角野ワールド全開でした。

結果よりも何よりも、大きな功績を残されたと思います。

ポピュラリティを持つ角野隼斗さんが、このショパン国際コンクールに反田さんや小林さんといった秀逸なピアニストとともに参加され、驚きを与える素晴らしい演奏をされ、実績を残し、クラシックの凄さを自らの言葉と演奏で表現し続けたことは、クラシックを誰からも親しみやすいものにしたと、何とも大きな貢献となったと思います。
多くの人たちをこのコンクールに注目させ、音楽そのものへの期待を高める波紋となったと思います。
現に、このコンクールのYouTubeの視聴者数はものすごいものだったようですし。

これからも貴方らしく頑張ってください。ずっと応援していきます。

年明けには角野さんのコンサート行く予定です、今からとても楽しみです。

しばらくショパコンロスになりそうです。
でもまだ今、余韻を楽しみたいと思います。

感動をありがとう。
芸術の秋に感動のコンクール、存分すぎるほどに堪能させていただきました。
4年後を、また楽しみに待っています。